無為に時間を過ごす喜び

社会人になると、いや早い人は学生時代から時間の大切さに気づきます。同じ時間の中でどれだけの成果を達成できるのか。割とその辺りをシビアに考え流ようになります。まるで他の人より多くの成果を残すことが自分の存在意義とでも言わんばかりに。

かくいう私もそうでした。いかに効率よく仕事ができるか、そのことを突き詰めることで周りからの評価を得て、達成感と充実感に浸っていました。

でもある時気づきました。効率よくない、お金や知識に換算できない、そんな時間があっても良いと。昔はそういう時間がありました。何も考えずに窓辺で風に当たり、どれだけでも空を見つめ続けていたこと、他愛のない話を友人と何時間でも語っていたこと。

非効率的で、何も生み出さない。でも、今になると黄金の時間であったと思います。きっと今でも日常の生活にその時間はあるでしょう。

私はこれからその時間を探しに行ってみようと思います。皆さんも、無為に時間を過ごす喜びを探してみてください。きっと近くに転がっていますよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました